滝川クリステルさんの東京オリンピック誘致プレゼンテーション以来、「おもてなし」という言葉が随分と話題になりました。この「おもてなし」と同様に日本の伝統文化を象徴する言葉には「もったいない」があります。ただし近頃では、例え使わない物でも「もったいない」から捨てられず家の中がパンパンになるという問題も浮上しています。
ここでは、使わない物は処分するという整頓術やお掃除についてご紹介いたします。
目次
家の中が散らかる理由
使わない物は処分する
戦争を経験をしてきた人は、使わない物でも大事に残しておくという考え方が根強く残っています。あるいは子供の頃、貧しい経験をしてきた人も同様の傾向にあります。ところが使う・使わない物で分けて、使わない物は直ちに処分するといった整理整頓方法は大切です。
ちなみに、使えない物でも捨てられずにしまっておく物の代表といえば衣類です。おまけに次から次へと新しい衣服が欲しくなるので、そのうち家の中がパンパンになってしまいます。従って、着なくなった衣類はすぐに処分する必要があります。「もったいない」のであれば、リサイクルショップやオークションで換金すればいいのです。
物を仕舞うという習慣付けをする
大きな製造工場では、工場で使う物すべてに位置決めするというルールがあります。万が一チョイ置きをすれば、それは捨て子です。そうしたルールがあると、いざ使おうと思った時に探す手間も省けます。もちろんそうしたルールは、一般家庭でも同様です。
やはりどんな物でも決められた場所に置く・仕舞うという習慣付けがないと、どうしても散らかり放題になります。あるいは後から片づけると思っていると、片づける時間が必要になります。おまけにそうした時間を作るのが難しくなると、散らかったままです。
ズボラでもできる収納術
とにかく収納ボックスに収納する
いろんな物が部屋中にあると、誰が見ても散らかっているとしか思えません。ところがカラーボックスや収納ボックスに詰め込んでおくと、散らかっているとは思えないでしょうね。あるいは衣類であれば、衣類ハンガーに掛けておく。その場に脱ぎ捨てておかない。
こうしたズボラでもできる収納術というのは、どんな物にでもあてはまります。衣類関係はもちろんですが、細々とした雑貨類や小物類さらには手紙や書類関係も同様です。それらの物を収納ボックスなどに例えゴチャ混ぜにして入れておいたとしても、散らかっているようには見えません。
簡単に収納する方法が誰でも通用するし長続きする
物を片づけたり収納するというのは、人の性格が大きく影響をします。やはり几帳面な人というのは、他人に指摘されるまでに率先して行います。おまけに収納する際には、位置決め方法や色の配置にも気を使います。一方ズボラな人の場合には位置決めや色の配置はもちろんですが、散らかっていても何ともありません。
そういう意味では、ズボラな人に部屋を常にきれいにしておけ!といっても所詮無理な話です。ところがズボラな人でも、簡単に収納する方法があるのです。それは上述したような収納方法であり、それが一番簡単で長続きする方法だといえるでしょうね。
面倒くさがりでもデキる掃除・断捨離術
掃除と断捨離術とは表裏一体
家の中で一番多いと感じるのは、やはり衣類関係です。衣類関係になると、それこそタンスや衣装ケース・衣装ボックスなどが必要になります。そのため、掃除や物を処分する際にも衣類関係がカギです。その他の小物類や雑貨類は、そんなに場所を取ることもありません。
そこで収納やお掃除コンサルタントは、3年以上着ない服は処分せよ!とよくおっしゃいます。ただし、そうしたプロのいう収納術やお掃除方法というのは、普通の人に通用するルールです。面倒くさがり屋さんの場合には、1年以上着ない衣類や小物・雑貨類も処分するのがベストといえるでしょうね。そうすれば、お掃除する必要もないし散らかりようがありません。
お部屋のインテリアは考えない
センスのよい人は、お掃除や収納だけでなくお部屋のインテリアにもこだわります。確かにセンスがよいと、そんな余裕も出てくるに違いありません。ところが面倒くさがり屋さんには、お部屋のインテリアが云々といった次元ではありません。
とにかく、お掃除や収納ができないので散らかり放題です。そのためとにかく使わない物は処分する、インテリアにはこだわらないというのが一番です。何せ、お部屋にいろんな物がないと殺風景なだけです。散らかっているよりはマシです。
まとめ
お家のお掃除や収納術についてご紹介いたしました。お掃除や収納術に関心がない人は話になりませんが、少しでも気にかけている人であれば試してみる価値はあるでしょうね。
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