天井にシミ?雨漏りの原因と対策

天井にシミ?雨漏りの原因と対策

昔は、家も古いので天井の至るところにシミがありました。今でこそそんなシミは見かけることはありませんが、家が古くなってくるとそんな雨漏りの心配も必要なのです。ただし天井にシミがあるからといって、一概に雨漏りが原因とは限りません。ネズミやイタチ・ハクビシンなどの害獣が天井裏に住み着いていることもあります。

ここでは、そんな天井のシミや雨漏りについてご紹介いたします。

天井のシミは何だろう?

一戸建てのお家の場合は雨漏り

天井にシミが発生している場合には、一戸建ての2階であれば雨漏りの可能性があります。もしそんな事態にでもなれば、天井裏はもっと被害が激しい可能性があります。おそらく天井裏の床板だけでなく、梁や屋根板さえも水で濡れているに違いありません。

そのため、屋根板の雨漏り対策から始めないといけません。おまけにそんな屋根板の修理ともなると、素人では到底できません。やはり工務店などの業者に、早急に修理の依頼が必要です。もし今後雨が降れば、被害がどんどん拡大していきます。一方ネズミやイタチ・ハクビシンによるシミであれば、不幸中の幸いともいえるでしょうね。

マンションの場合は上の階からの水漏れ

マンションやアパートにお住まいの方で天井にシミが発生した場合には、上の階からの水漏れが最大の原因として挙げられます。もしそうであれば、直接上の階の人に苦情を申し立てると人間関係でもめてしまうかもしれません。ヤバイ筋の人であれば、暴力事件に発展してしまうかもしれませんね。

そのため、マンションやアパートを管理している不動産や管理会社に相談をするのが望ましいといえます。おまけに早急に連絡をして対策を打ってもらう必要があります。何せ水漏れなので、天井にシミが発生するだけでは収まりません。やがては、ポタポタと天井から水が落ちてくる可能性もあります。

雨漏りの原因と対策

雨漏りの原因

雨漏りの原因には、先天的なものと後天的なものとががあります。先天的な原因については、新築施工時における施工不良です。どんな工務店に新築施工をお願いした場合でも、経験不足の新人が施工をすると雨漏りが発生するかもしれません。

一方後天的な原因ですが、屋根は雨や雪・太陽光など常に自然の猛威にさらされています。そのため、どんなにベテランの人が施工しても経年劣化というものは避けられません。例えば5年とか10年・15年という周期で、屋根のメンテナンスが必要です。あるいは屋根にトップライトがあると、雨漏りしやすくなります。

雨漏りの対策

屋根板が金属板だと瓦やスレート以上に経年劣化が激しくなります。とくにコーキングの効果が真っ先に無くなるので、定期的なメンテナンスが必要です。また瓦やスレート屋根の場合においても、台風で飛来物が瓦やスレートに衝突するとヒビワレなどの破損の原因になります。

あるいは瓦屋根は、隙間に漆喰が使われています。そうした漆喰も経年劣化で、はがれ落ちるので定期的なメンテナンスが必要です。ただし、こうしたメンテナンスは、高所作業になるので素人では無理です。やはり工務店などのプロにお任せするのが一番です。

自分でできる応急処置と確実に直す方法

自分でできる雨漏りの応急処置

天井から雨漏りが発生した場合には、そのまま放置していると畳やカーペットが濡れてしまいます。そのため、バケツやブルーシートで畳やカーペットが濡れないように応急処置が必要です。それから天井裏の雨漏りに対しても、バケツやブルーシートで対策が必要です。

そうした応急処置の後ですが、自分で屋根に上って雨漏り箇所の修理はできません。やはり、工務店などの業者さんに連絡をして修理をしてもらうのがベストです。もし雨漏りをそのまま放置していると、被害がどんどん拡大してしまいます。

雨漏りを確実に直す方法

雨漏りで真っ先に考えられるのは、スレートや瓦のヒビ割れや破損です。あるいは、その下に敷いてある防水シートの劣化も考えられます。こうした屋根材は、経年劣化しやすいので定期的なメンテナンスが必要です。やはり5年・10年・15年といった周期でメンテナンスを行っていないと、雨漏りしてしまうでしょうね。

従って雨漏りを確実に直す方法ですが、まずは工務店などの業者に雨漏り箇所を見つけてもらって修理する必要があります。修理費用が発生するのがもったいない!ということで、屋根に上って自分で修理しようとすると転落して大事故になりかねません。さらに修理した後は、上述したように定期的なメンテナンスも忘れてはいけません。

まとめ

天井のシミや雨漏り対策についてご紹介いたしました。もし我が家の天井にもシミがあるという方は、そのまま放置せずに早急に原因を突き止めて対策を打つ必要があるでしょうね。

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